タイム計測器の設置

タイム計測器の仕様
  • センサーと反射板との距離は、現在、反射型にしているので約2m〜10m
  • センサーの応答時間は、約1/1000秒以内。ストップウオッチの表示は、1/1000秒まで。ただし1/1000秒の精度で計測できる時間は1分くらいです。
  • 電源は、バッテリーを直列に2本繋いでいます。バッテリーの容量、充電状態にも大きく左右されますが1日は、持つようです。
  • バッテリー充電は、充電器を100Vのコンセント、又は車の12Vバッテリーに接続して急速充電可能です。2本充電する必要が有ります。
  • タイムを計測するのはストップウオッチなので、表示などの操作はストップウオッチと同様の操作で使用可能です。
  • 今回の計測器には、パソコンとリンクする機能は装備されていません。
    タイム表示を他の表示板で表示させたり、大きくする機能も残念ながら有りません。


  • ※計測環境や計測方法など条件によっては上記の性能を発揮することができないことがありますので御了承ください。
    ※予告無くタイム計測器、または付属品の性能、形などが変わる場合がありますので御了承ください。
    ※センサーや部品、回路など製作に関する質問にはお答えできませんので御了承下さい。

設置
  • はじめに、センサー 2台、反射板 2セット、三脚 4脚、ストップウオッチ 1個、中継BOX 1個、バッテリー2本 延長ケーブル 2セットが入っているか確認してください。※仕様によっては数が違う場合もあります。
  • はじめて使用される方は、延長ケーブルを巻いたままで接続しテストされることをお勧めします。
  • ケーブルには、電源と信号が通っているので、踏んだり引っ張ったり決してしないように心がけて下さい。
    断線、又は断線しかけると不具合場所を探し出すのが非常に困難になります。
  • センサーと反射板との距離は、おおむね2m〜10mくらいで使用してください。(近すぎても反応しないなどの不具合が発生します)
  • 細い物や透明な物、光を反射する物には、反応しない事があります。(例、鏡、鉄板、透明ビニールなど)
  • 太陽光が直接光電センサーに入るような設置は避けて下さい。センサーが反応しない、応答時間が遅いなど不具合が生じる事があります。

部 品 紹 介
反射板とクイックシューのセット

光電センサーとクイックシューのセット

ストップウオッチ と 接続ケーブル

中継BOX

バッテリー

三脚。
袋から出して脚を広げています。

組み立て作業
センサーと反射板を三脚に固定するために、三脚上部にあるクイックリリースのレバーを限界まで開きます。

反射板とクイックシューがセットになっているので、そのまま三脚上部にあるクイックリリースにはめ込みレバーをしっかり閉じます。

センサーも同様にクイックシューがセットになっているので、そのまま三脚上部にあるクイックリリースにはめ込みレバーをしっかり閉じます。

上の画像:7.2V バッテリーのコネクタ
下の画像:XLRコネクタ(キャノンコネクタ)

ケーブルをすべて接続します。
接続するときはロックが掛かるまで差し込んで下さい。
外すときは、ロックを押しながらコネクタ本体を引っ張って下さい。
決して配線を引っ張らないで下さい。断線します!

上の画像は、仮接続したときの全体の画像になります。
クリックすると大きい画像が開きます。  ※反射板は、含まれていません。


上の画像は、屋外で仮設置(左:反射板  右:センサー)したときの画像になります。
センサーと反射板が向かい合うように仮設置します。クリックすると大きい画像が開きます。


光電センサーの画像です。
電源が入ると上の赤色LEDが点灯し続けます。
もし点灯しないときは、電源が来ていないのでバッテリー、延長ケーブルの接続などもう一度確認して下さい。


センサーと反射板の位置や高さの微調整をします。
センサーから出ている赤色の光が一番まぶしく見えるポイントに反射板がくるように高さ角度などを調整して下さい。
※このとき近距離で光を見続けないようにして下さい。

正しく設置されると、センサーから出た光が反射板に当たり、跳ね返った光がセンサーに戻ってきて赤色LEDが点灯します。
通常は、点灯している必要があります。

もし正しく設置されていないときは(センサーに光が戻って来ないとき)、下の赤色LEDが点灯しません。
また、測定する車などが光を遮断しているときも点灯しません。
センサーと反射板の間を遮ってテストを行います。
センサーから2mくらい離れた所でセンサーと反射板との間を遮って動作を確認します。
遮る物は、反射板よりも大きな物にして下さい。

中継BOXです。

中央の表示は、バッテリーの電圧計です。
  • GOOD:正常に使用できます。

  • WEAK:電圧が下がってきたので、充電の準備をして下さい。

  • REPLACE:使用を中止し、充電を行って下さい。

バッテリーを使用しているため、有る程度使用すると急激に電圧が下がりますので注意して下さい。
昼休憩などがあるときは、そのときに充電されると良いと思います。


緑色のLEDは、センサーまでの接続がおおむね正常であるとき点灯します。
接続されていなかったり断線などが発生すると消灯します。
明るい場所では、見え辛いので何かで覆うなどして暗くして下さい。

赤色のLEDは、センサーの半導体がONになっている事を表します。
計測する物などが通過したり、センサーの位置がずれてセンサーに光が戻って来ていないときに点灯します。